なごみの森接骨院
コーナン鎌倉大船院への
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腱板損傷

腱板とは棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋という4つの筋肉の集まりのことを指す名称で、ローテーターカフやインナーマッスルと呼びます。

 

肩関節の奥にある筋群ですので、運動の主役ではなく、動きの微調整などの補助的立場、コントロールする役割をしています。

 

原因について

腱板損傷の原因は多岐にわたります。その原因について詳しく見ていきましょう。

 

外傷

転倒や事故による外傷が腱板損傷の主な原因の一つです。またスポーツ中の衝突などによって、急に強い力が加わることが原因で腱板が損傷することがあります。特に、肩に強い衝撃を受けたり、腕を急に引っ張られるような動作をしたときに損傷することがあります。

 

加齢

年齢が進むにつれて腱板の腱は次第に摩耗し、弾力性が低下します。中高年層では、腱板が徐々に劣化し、亀裂や損傷が起こりやすくなります。

 

過度の使用

特定の動作を繰り返し行うことで、腱板に過度な負担がかかり損傷することがあります。疲労した状態で肩を使い続けると、筋肉の働きが低下し、腱板に過剰な負荷がかかることがあります。特に、野球の投球やテニスのサーブなど、腕を繰り返し高く上げる動作を行うスポーツや、工場作業、建設業などの肩を上げる、物を持ち上げるなどの作業を繰り返す職業が原因となることがあります。

 

姿勢や動作の問題

不適切な姿勢や動作が腱板に過剰なストレスをかけることがあります。例えば、肩を無理な角度で使用することや、筋力のアンバランスが腱板に負担をかけることがあります。

 

肩の状態や特定の病歴

肩の形状や構造に異常がある場合、腱板に余分な負荷がかかり、損傷しやすくなります。例えば、肩関節のインピンジメント(圧迫)や肩の不安定性が関与します。このことから関節の形状が正常でない場合、運動中に腱板が他の組織(肩峰や鎖骨)に圧迫され、摩擦が生じて損傷することがあります。また腱板の血行不良も原因となることがあります。血行が悪いと腱板の栄養供給が不足し、損傷しやすくなります。さらに炎症性疾患(例えば関節リウマチ、肩の腱炎など)により、腱板が損傷するリスクが増します。

 

 

 

症状について

腱板損傷は、肩関節を安定させるために重要な役割を果たす腱板(回旋筋腱板)が部分的または完全に断裂する状態を指します。この損傷は痛みや機能障害を引き起こします。その症状について詳しく見ていきましょう。

 

肩の痛み

腱板損傷の最も一般的な症状は肩の痛みです。痛みは特に肩を動かしたときに感じられ、腕を動かすと悪化します。初期段階では軽度の痛みがみられることが多いですが、損傷が進行すると痛みが強くなります。腕を挙げる、物を持ち上げる、肩を回すといった動作で痛みが増強します。特に腕を90度以上に上げる際に痛みが強くなります。夜間や休息時にも痛みが続くことがあります。痛みは肩の前面や側面、あるいは腕にまで広がることがあります。

 

肩の筋力低下、不安定感

腱板損傷により、腕を水平以上に持ち上げるのが困難になります。特に重い物を持ち上げたり、長時間腕を使うと疲れやすくなります。損傷した腱板に関わる筋肉(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)の機能が低下し、肩全体の筋力が弱まります。

 

また肩を動かすと、関節がスムーズに動かず「引っかかる」ような感覚を覚えることがあります。肩がしっかりと固定されていないような感覚があり、腕を挙げたときに肩が不安定に感じられることがあります。

 

可動域の制限

腕を頭の上に挙げたり、背中に手を回す動作が困難になることがあります。日常生活の動作(例えば服を着替える、髪をとかすなど)が制限されることもあります。さらに腕を挙げたり回したりする際に「ぎこちなさ」や「引っかかり感」を感じることがあります。

 

他にも、高い場所に物を置く、物を持ち上げるなどの動作が困難になり、日常生活で不便を感じることが増えます。また腕を頻繁に使う作業やスポーツ(例えば野球、テニス、ゴルフなど)が制限され、思い通りに体を動かせなくなることがあります。

 

関節の音

腱板損傷があると、肩を動かしたときに関節から「ポキポキ」や「カチカチ」という音が聞こえることがあります。特に腕を挙げたり回したりする際に音が顕著になることがあります。これは腱が損傷しているために起こることがあります。

 

その他の症状

肩のこわばりや硬さを感じることがあります。特に長時間同じ姿勢でいた後や朝起きたときに、肩が硬く感じることがあります。また肩の周りが腫れていることがあり、特に急性期の損傷では顕著です。損傷部位が炎症を起こし、肩が熱く感じられることがあります。さらに腱板の損傷により肩周囲の筋肉が緊張し、肩こりが悪化することがあります。

 

 

当院では転倒などの急性外傷や炎症が起きている最中には包帯やテーピングによる固定、安静、アイシングや超音波治療を行います。痛みや炎症がひいてきたら、マッサージや関節可動域訓練を行っていきます。また、再発防止のために自宅で出来るストレッチや筋力トレーニング等を指導していきます。

 

まずはお気軽にお問い合わせください!

長年悩まされている原因不明の不調や身体の歪みでお悩みなら、なごみの森接骨院 コーナン鎌倉大船院へお越しください!一人一人に合わせたオーダーメイド施術でお悩み解決に導きます。あなたの長年の悩みを改善するために、今すぐご相談ください!!

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