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腰痛

腰痛は、現代人にとって非常に身近な問題ですが実は腰痛とは病名ではなく、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状名です。生涯で腰痛を経験する人は60-80%と言われています。
腰は身体の中心部にあるため、痛みがあると日常生活で不便なことが増えてしまいます。腰痛をかばう姿勢を取った結果、膝の痛みや肩こり、頭痛など全身に不調を招くケースもあります。
腰痛は放置せずに適切に対処し、根本の原因から改善を目指していきましょう。

 

原因について

腰痛の原因は非常に多岐にわたり、ライフスタイル、身体の状態、疾患など、さまざまな要因が関与しています。その原因について詳しく見ていきましょう。

 

生活習慣

腰痛の主な原因の一つとして、重い物を持ち上げる際や、無理な姿勢を長時間続けることで筋肉が過度に負担を受け、炎症や痛みを引き起こすことがあります。また座りっぱなしや、背中を丸める不自然な姿勢でも、筋肉に負担をかけ、慢性的な腰痛を引き起こすことがあります。

 

他にも運動不足や、過度の運動も腰痛の原因となります。筋肉が弱まると腰椎を支える力が不足し、反対に運動をしすぎると筋肉や関節に負荷がかかりすぎて痛みが発生することがあります。一方で、肥満により体重が増加すると、腰まわりに負担がかかり、腰痛が生じやすくなります。

 

加齢

加齢による変化も腰痛の原因の一つです。背骨の間にある椎間板が変形し、神経を圧迫することで腰痛や足のしびれが生じることがあります。多くは加齢や姿勢の悪さが原因です。年齢とともに、椎間板が潤滑性を失い、クッションとしての役割が弱まることでも腰痛が発生します。

 

さらに、関節や椎骨が変形し、腰に痛みが発生する「変形性腰椎症」や脊椎の中を通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれを引き起こす「脊柱管狭窄症」などでの腰痛が生じやすくなります。

 

特に、骨折やヘルニアなどの疾患は、高齢者に多いため注意が必要です。
腰まわりの血液の循環が悪くなると、老廃物が蓄積されて痛みが生じやすくなります。ストレスや緊張、睡眠不足などは血行不良を引き起こします。

 

その他の原因

脊椎すべり症のように、椎骨がずれたり動いたりして、神経を圧迫し、腰痛や下肢の痛みを引き起こすことがあります。また腰椎分離症でも腰痛を引き起こすことがあります。腰椎分離症は椎骨の一部が疲労により割れる状態です。運動を多く行う若者に見られることがあり、長時間にわたる負荷が原因とされています。

 

他にも、腎臓結石や腎炎など、内臓の病気が腰痛を引き起こすこともあります。特に、痛みが突然発生し、激しい場合は内臓疾患の可能性も考慮する必要があります。さらに、ストレスや不安、うつ状態が腰痛を悪化させることがあります。精神的な緊張が筋肉の緊張に繋がり、痛みを感じやすくなることが知られています。

 

また妊娠中は体重の増加や姿勢の変化、ホルモンの影響で腰に負担がかかり、腰痛が発生しやすくなります。

 

腰痛の症状について

腰痛の症状には、様々なものがあります。その症状について詳しく見ていきましょう。

 

痛みの感じ方

腰の筋肉の緊張や疲労が原因で、腰全体に広がるような、持続的で鈍い痛みが感じられることが多いです。また、急に強い鋭い痛みが走る場合があります。これは筋肉の急激な損傷や椎間板ヘルニアの可能性があり、突然の動作で引き起こされることがよくあります。

 

神経が圧迫されている場合は(例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症)、鋭く刺すような痛みや電気が走るような感覚が下半身に広がることがあります。数週間以上続くような慢性的な痛みは、姿勢の悪さや筋肉の弱さ、または変形性腰椎症などが原因であることがあります。

 

突然発生する強い痛みで、原因としては重いものを持ち上げる、無理な動作をした、または転倒などの外的要因があります。急性の腰痛は通常数日から数週間で治まりますが、治療を怠ると慢性化することがあります。慢性的な腰痛は、3か月以上続く痛みを指します。姿勢の悪さや筋肉の慢性的な疲労、関節や椎間板の変性が原因で、治療には長期的なアプローチが必要です。

 

他にも、長時間座っていると痛みが強くなる場合、椎間板に圧力がかかっている可能性があります。特にヘルニアの患者では、座る姿勢が神経をさらに圧迫します。また朝に特に痛みが強く感じられるのは、関節や筋肉が硬直しているためです。特に変形性腰椎症の患者に多い症状です。

 

痛みの場所

腰痛の症状として、腰の真ん中やその周辺に痛みが集中する場合が多いです。これは筋肉や椎間関節、椎間板に関連しています。また腰の片側だけの痛みは、筋肉のアンバランスや、椎間板が片側に突出して神経を圧迫している可能性があります。

 

坐骨神経痛のように、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因で神経が圧迫されると、痛みが腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足まで放散することがあります。他にも、腰痛に加えて、足や臀部にしびれや感覚の鈍さが出ることがあります。これは神経が圧迫されているサインで、特にヘルニアや脊柱管狭窄症が原因のことが多いです。

 

腰痛に関連する症状

腰痛に加えて、足や臀部にしびれや感覚の鈍さが出ることがあります。これは神経が圧迫されているサインで、特にヘルニアや脊柱管狭窄症が原因のことが多いです。

 

さらに足の筋力が低下する、または歩行が困難になる場合、神経が深刻に影響を受けている可能性があります。また身体の柔軟性の低下により、前屈や後屈、体をひねる動作が制限され、痛みを伴うことがあります。これは筋肉や関節に問題がある可能性があります。

 

 

これらの症状がある場合、早期に対処することで腰痛を改善することが可能です。適切な休養やストレッチ、姿勢の改善など、日常生活の中で注意するだけでも効果が期待できます。ただし、症状が重かったり持続したりする場合は、医師に相談することをお勧めします。腰痛は放置すると悪化することもありますので、早期の対処が大切です。

 

当院では、患者様の症状に応じた施術やアドバイスを提供しておりますので、気になる症状がある方はぜひ、当院にご相談ください。

 

まずはお気軽にお問い合わせください!

長年悩まされている原因不明の不調や身体の歪みでお悩みなら、なごみの森接骨院 コーナン鎌倉大船院へお越しください!一人一人に合わせたオーダーメイド施術でお悩み解決に導きます。あなたの長年の悩みを改善するために、今すぐご相談ください!!

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